インターハイ全国大会 ベスト16!

 平成29年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール大会(インターハイ)が、平成29年7月28日より福島県で行われました。
 本校は大阪府大会で準優勝の成績を収め、2年ぶりの出場になりました。前回の経験を踏まえ、今年は「全国で戦えるチーム」を1つの目標にしていたので、阪南大学高校のバスケットが全国でどの程度通用するのかが問われる大会になりました。
 1回戦は岡山県1位の岡山学芸館高校でした。事前に相手の情報を集め、策を講じて臨みました。初戦ということもあり、序盤は硬さがありましたが、3年生を中心に少しずつ本来のバスケットを取り戻し、84対65で勝利しました。結果的には相手を60点台に抑えれたことは良かったですが、もっと質の高いバスケットを求められる試合となりました。
 2回戦は同じ近畿地区である、和歌山県1位の和歌山工業高校でした。和歌山工業高校は前日に鳥取県1位の倉吉総合産業高校に勝利した勢いのあるチームです。本校はその勢いに呑まれないように、また同じ近畿地区ということを変に意識しないように心掛けました。その思いがチーム全体に良い形で浸透し、自分たちのすべきことに集中することができました。そして出だしから主導権を握り、相手のミスを誘発することに成功しました。最後はベンチメンバー全員が出場し、99対52で快勝することができました。
 ベスト8を掛けた3回戦は、第1シードの昨年度優勝校の福岡第一高校でした。留学生を擁すると共に国内でも全国からトップレベルの選手が集まる強豪校です。本校は相手のリズムを崩すこと、自分たちの持ち味を消さないことを念頭に置いて戦いました。しかしコート上ではその予想よりも1ランク上の実力があり、当初のイメージを覆えされる形になりました。結果的には後手の対応になり65対85で敗退しました。
 ベスト8までは届きませんでしたが、選手たちを全力でサポートしてくれた応援団、保護者の方々、そして遠方より駆けつけて下さった理事長はじめ多くの方々の沢山の応援が本当に選手たちの励みになりました。ありがとうございました。
 選手たちもここまでよくやってくれたと思います。特に福岡第一戦では色々なものを乗り越え、最後まで諦めず戦う姿勢が見られました。実力差はありましたが、後半は相手とイーブンのスコアで終えることができたことは1つの成果だと思います。
 今回の経験を大切にすると共に、しっかりと見直しを行い、国体近畿ブロック大会、3年生最後のウインターカップ予選に繋げていきたいと思います。これからも温かい応援をよろしくお願いします。

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