学校案内

校長あいさつ

光を与える存在になる

校長 岸本 尚子

本校は昭和14年の創設以来84年間、保護者の皆様や地域の皆様のご理解とご協力をいただきながら、校訓に「誠実・努力・思考」の三つを掲げ、教育活動を展開してきました。
さて、本校の一日は、校門でのさわやかな挨拶から始まります。生徒たちは、落ち着いて授業に取り組んでいます。
放課後は多くの生徒が様々な部活動に参加し、充実した高校生活を送っています。さらに多彩な学校行事等をとおして体験を重ねています。
このような活動や体験をもとに、みなさんが自ら目標をたて、その目標に向けて学びを継続できるよう、教員一同心を尽くしてサポートし続けます。
「学びの友よ 才能は神よりの業究むるは君が使命」(小林菊次郎)
この言葉は、阪南大学高等学校の建学の精神です。すべての人は才能を持つ者として、この世に生まれました。
ですから、自分の才能を見出し、磨き、青春時代を大いに楽しみ、生涯の友に出会ってください。人に気に入られるためではなく、自分の周囲に光を当てるために努力してください。
近年世界中が不安と緊張の渦中にあり、無用な対立から来る戦争や経済的問題、多数の自然災害などもあり「日常生活」が壊されてしまうことも少なくありません。
「当たり前」の日常が何より大切なものであったことを思い出させられます。
このような中にあっても、私たちは自らの将来のために、社会の未来のために、可能性を広げるように努力しなくてはなりません。
未来に向かって生きるみなさんは、生きるに甲斐ある人生とは何か、持続的な幸福につながるものは何かを懸命にさがし求め、学んでください。
本校に入学した一人ひとりに到達するべき目的地があります。途中、色々な嵐が訪れるかもしれません。何故こんなことが起こるのだ!と叫びたくなるような試練があるかもしれません。
しかし、嵐が来たからこそ経験できた素晴らしい体験、人間としての成長という大きなオマケとともに、目指していた目的地に到達できることを信じてください。
そしてひと回り成長した自分を発見できることを期待して、一歩一歩前に進んで行きましょう。
各自、強制されてではなく、心から行動する姿勢で歩んでください。犠牲や忍耐を伴いながらも「喜んで」その業に携わる人は最終的に目的を果たすはずです。


阪南大学高等学校 校長 岸本 尚子

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