団体戦で1回戦を突破し初の近畿1勝!

 近畿高等学校柔道新人大会が開催され、1月28日に兵庫県立武道館で個人戦、2月5日にラクタブドームで団体戦が行われました。
昨年末の大阪府予選を勝ち上がり、本校からは女子個人戦(3階級3名)と女子団体戦に出場しました。
 

【個人戦】出場3選手とも残念ながら初戦敗退…

 個人戦は7階級に分かれトーナメント戦が行われます。近畿2府4県の予選を勝ち抜いた各階級ベスト4の選手がエントリーする為、非常にレベルの高い試合が展開されました。本校選手は1回戦で各府県の1位や2位選手と対戦することになり、3名とも初戦敗退となりました。大阪府予選を2位で通過し近畿大会でも上位進出が期待されたた卯川さん(2年)も、初めての個人での近畿大会ということもあり動きが固く、実力を発揮できないまま敗退してしまいました。どの選手も課題が多く残った試合となりましたが、翌週の団体戦に向けて気持ちを切り替えなければなりません。

【団体戦】初戦で熊野高校に2対1で勝利し、目標の近畿大会1勝を達成!

 女子団体戦は各府県の予選を勝ち抜いた44校によってトーナメント戦が行われ、先鋒・中堅・大将の3人制で争われます。本校柔道部女子は昨年に続き2年連続の近畿大会出場となりましたが、近畿大会での勝利はまだありません。そこで、今大会の目標を『まずは1勝』とし、どんな相手に対しても油断せず挑戦者としてを試合に臨むことを心掛けました。1回戦の相手は和歌山県代表の熊野高校でした。先鋒はポイントゲッターの卯川さんです。試合開始直後から積極的に攻撃を仕掛け、得意技の背負い投げで“技有り”のポイントを先取しました。その後も優位に試合を展開し、最後は左一本背負い投げで再び“技有り”ポイントを獲得しました。“技有り”は2つで“一本”となるため、これで卯川さんの一本勝ちとなりました。続いて中堅は慶秀さんです。対戦相手とは実力が拮抗しており、一進一退の攻防が繰り広げられましたが、試合中盤に慶秀さんの小外掛けが決まり“有効”のポイントを獲得しました。その後も集中力を切らさずに戦い抜き、優勢勝ちとなりました。大将は猪井さんの登場です。試合開始早々に猪井さんが払い腰を掛けましたが、タイミングよく返され背中から畳に落ちてしまいました。主審の判定は“一本”。惜しくも全勝とはなりませんでしたが、3戦のスコアが2対1となり本校の勝利が決まり、目標であった近畿大会1勝を達成しました。続く2回戦は奈良県代表の奈良育英高校との対戦でした。本校の選手たちは初戦の流れに乗り2回戦も良い戦いを繰り広げようと意気込みましたが、相手校は奈良県チャンピオンで今大会でも3位に入賞した強豪校です。本校の3選手は立て続けに一本負けを喫し、0対3で敗退しました。
 嬉しさと悔しさが入り混じった近畿大会となりましたが、部員たちにとっては本当に貴重な経験となりました。これからは、この経験を糧に部員一同さらに精進していきたいと思います。今後とも応援の程よろしくお願い致します。
 

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