10月某日、YAMAHAのリモートセッション用アプリ「SYNCROOM(iOS版)」を使ったクラブ間のリモートセッションの実証実験を、滋賀県立大津清陵高校軽音楽部と阪南大学高校軽音楽部で行いました。
 音を遅延なく遠方へ送り届け、また受け取るには、大容量高速のネット環境が必要ですが、その環境があれば、スマートフォン、タブレット端末でも十分にセッションが可能であることが、実験によって実証されました。

 その両校での実験の様子を、NHK WORLD-JAPAN(NHK国際放送)の番組で取材していただき、世界に向けて発信されることとなりました。番組では、現在、対面での発信機会が制限されているエンターテインメントの世界において、逆に新しいアイデアを生み出している、その新しい常識ついてレポートされますが、軽音楽部のリモートセッションもその一つとして紹介されます。

 なお、NHK WORLD-JAPANは国際放送ですので、国内ではテレビで視聴することはできませんが、10月16日(土)の放送時間に合わせて生ストリーミングされ、その後、番組HPで公開されます。ぜひ、ご覧ください。

・NHK WORLD-JAPAN
・The Signs
・A Handheld Revolution
・October 16, 2021
12:40 - 12:55 / 19:40 - 19:55 / 23:40 - 23:55
October 17, 2021
5:40 - 5:55

 学校のICT化は加速度的に進められていますが、言語環境等を含めた環境整備によって、その活用は可能性とおもしろさに満ちていることが、この実験によって実証されました。
 軽音楽部でも、その一端として活用の取り組みの試みを進めていきたいと考えています。