令和3年7月14日、例年本校は情操教育の一環として、全校生徒対象にこの行事を行っていますが、コロナ禍ということもあり、3年生を対象に行いました。
今年度の演目は劇団芸優座による「昇らぬ朝日のあるものを~幻のオリンピアン~」。この時期に見たことによってこれから行われるオリンピックのこと、選手のことをよく考える良いきっかけになったと思います。

【劇のあらすじ】
舞台は、アジアで初めてオリンピックが開かれると決まった東京。湧き上がる興奮が一段落ち着いた頃……。
ある町の片隅に、オリンピックを縁として、男と女が引き寄せられていく……。

選手として将来を嘱望されながら、酒が原因で居場所をなくした男。
ケガに泣き、オリンピックを諦めようとする男。
オリンピックで一儲けしようともくろむ男。
信義のために、オリンピック開催そのものを諦める男。
そして彼らを取り巻く女たち……。

それぞれがオリンピックを目指すことで、人生を取り戻そうとするのだが、やがて……